ロレックス・GMTマスター「1」「2」の違いと買取相場について
ロレックスのGMTマスターは、異なるエリアの時刻を一目で把握することができる高機能モデルとなっています。
もともと、国際線パイロットのために開発されたのですが、現在ではグローバルに活躍するビジネスマンにも人気です。
そんなロレックスのGMTマスターは、「1」と「2」があります。
今回は、GMTマスター「1」「2」の違いと買取相場について紹介していきます。
ロレックス・GMTマスターの「1」「2」の違いと買取相場について
GMTマスターの「1」「2」の違いとは?
ロレックスのGMTマスターは、ロレックスがパンアメリカン航空にパイロットウォッチの制作を打診され、開発されたモデルとなっています。
GMTマスター「1」「2」の違いは、何ヵ国の時刻を判別できるのかです。
「1」は、長針と短針が連動するため、ゼベルとGMT針の位置から2ヵ国の時刻を判断することができます。
その一方、「2」は短針のみを単独で動かすことができ、3ヵ国の時刻を判別することができるのです。
また、「1」は日付クイックチェンジがあり、「2」には日付クイックチェンジがないという違いもあります。
ちなみに、デザイン的にはほとんど同じため、外観的にはあまり違いがありません。
また、「1」は1999年に廃盤となっています。
GMTマスター「1」「2」で買取相場に違いは?
GMTマスター「1」「2」の買取価格相場ですが、どちらかと言えば「2」の方が高額になりやすいです。
とは言え、どちらも高い人気を誇っているだけあり、相場は高い水準をキープしています。
また、GMTマスターは種類が豊富です。
7世代のモデルが存在するだけでなく、素材もステンレス・コンビ・イエローゴールド・ホワイトゴールドなど色々あります。
そのため、一概に「1」「2」を比較することができず、まずは査定に出してみるのがおすすめです。
GMTマスター「1」「2」の買取傾向について!
GMTマスター「1」「2」の買取傾向ですが、実はGMTマスターはこれまであまり人気のあるモデルではありませんでした。
しかし、2007年にモデルチェンジをしたことで、旧デザインやヴィンテージまで注目されるようになり、一気にロレックスの人気モデルへと昇格したのです。
そして、人気モデルとなったこともあり、買取相場は高額になりやすい傾向があります。
また、GMTマスターは希少なモデルもあるため、それらはコレクターに注目されていることもあり、高額買取になる傾向があります。
ロレックス・GMTマスターの具体的な買取相場について
Ref.116719BLROの買取価格相場
ロレックス・GMTマスター2の現行モデルで、高額の買取価格相場になっているのがRef.116719BLROです。
買取価格相場は、235万円~300万円ほどとなっています。
新品同様なら300万円の買取価格となります。
状態が悪くても、200万円を優に超える買取相場となっているため、高額買取のチャンスとなるモデルです。
Ref.116718LNの買取価格相場
同じくGMTマスター2のRef.116718LNも高額買取になりやすいです。
このモデルの買取価格相場は、220万円~270万円ほどとなっています。
流通量もそれほど多くなく、高水準を維持することが予測できます。
Ref.116713LNの買取価格相場
こちらも、GMTマスター2のモデルとなっています。
Ref.116713LNの買取価格相場は、80万円~120万円となっています。
18KYGプラスSSコンビ素材となっており、人気があるモデルの1つです。
2006年に登場したのですが、前作からベゼルがセラミック製に変更されており、より堅牢性のあるモデルとなっています。
Ref.16710の買取価格相場
GMTマスター2のRef.16710は、1990年に登場したモデルです。
黒赤ツートン・赤青ツートン・黒モノトーンの3タイプのベゼルカラーが展開されています。
買取価格相場は、55万円~120万円ほどと幅広いです。
これは同じRef.16710でも、種類によって買取価格相場が違っているからです。
そのため、まずは査定に出してみるのがおすすめです。
Ref.16700の買取価格相場
GMTマスター1のRef.16700は、1990年に登場し、1999年まで製造されたモデルとなっています。
GMTマスター1の最終生産型のモデルとなっています。
買取価格相場は、60万円~95万円ほどです。
Ref.16700の買取相場は、上昇傾向にあります。
これは、GMTマスター1は廃盤となってしまったことが挙げられます。
今後も、高水準の買取価格相場を維持する可能性が高いです。
まとめ
今回は、ロレックスのGMTマスターの「1」「2」の違いと買取相場について紹介してきました。
GMTマスターの「1」「2」の違いは、何ヵ国の時刻を判別できるのかです。
「1」は2ヵ国の時刻を判別でき、「2」は3ヵ国の判別ができます。
また、エクスプローラー1は、すでに廃盤となっています。
買取価格相場は、GMTマスター「1」「2」いずれも高い水準です。
GMTマスターは、2007年のモデルチェンジによって、一気に人気モデルの仲間入りを果たしました。
その後、買取価格相場も上昇傾向にあるのです。
ぜひ、GMTマスターを買取に出してみてください。