ロレックスにはエアキング「Air-King」というモデルが存在しています。
エアキングが誕生したのは1946年であり、エアキングはノンクロノメーターのオイスターパーペチュアルのモデルとして発売されました。
ロレックスと聞くと多くのお客様はデイトジャストやエクスプローラー、GMTマスターなどを連想するのではないかと思います。
そこに比べると知名度は高くないのかもしれませんが、ロレックスにとってエアキングはとても重要なモデルとなります。
理由は、ロレックス初心者にとって一番手にしやすい、いわゆる「シンプル・イズ・ベスト」の時計となります。
時計愛好家にも選ばれることが多い、時計通向けモデルとなっています。
エアキングが入門機と言われる理由は?
見た目
ロレックスには様々なモデルがある中、エアキングは「シンプル機能・シンプルフェイス・スモールサイズ・リーズナブル」という初心者に優しいモデルを実現させたことが入門機と呼ばれるようになった理由です。
シンプルと言われる理由は、ロレックスの精度や防水性はそのまま残し、他の付加的な部分を全て無くしているということからきています。
そしてエアキングのスモールサイズというのは、デイトジャストよりも直径が2mm小さくなっているので、細身のお客様にも合う腕時計となっています。
値段
ロレックスは高級時計ブランドとして王者として君臨するほど、値段は簡単に手がつくようなものではありません。
数百万円~数千万円するものまであり、安いものだとしても60万円を超えてくるものばかりです。
そんな中、エアキングは初心者向けということで、「エアキング114200」は¥518,000のようにロレックスの中では手の届きやすい値段となっています。
シンプルなロレックスがいい、ロレックスは高いから手が届かないというようなお客様にもロレックスを体感してもらえるようなモデルとなっているのがエアキングとなっています。
よって、このようなことが理由となり、ロレックスの入門機と言われているそうです。
エアキングの長い歴史
1940年代
Ref.4925やRef.4365などが誕生。
1950年代
Ref.6552などを経て、1950年代からエアキングのロングセラーとなったRef.5500が登場。
このときRef.5700というデイト機能を持った特殊モデルの「エアキング デイト」というモデルも製造されました。
1990年代
次世代のモデルとなるRef.14000が誕生。
今までプラスチックだった風防からサファイアクリスタルへと変化し、ムーブメントは毎時19,800振動から28,800振動のハイスピードへと変化していきました。
2000年代
Ref.14000Mが誕生。
前作とのデザインの大きな変更はなかったですが、ムーブメントのテンプ部分がシングルブリッジからツインブリッジへと変更され、より精度が増しました。
この時代に他のモデルと同様、サファイアクリスタルの6時辺りに王冠マークの透かし彫りが入りました。
2007年代
Ref.114200、Ref.114210、Ref.114234が誕生。
前作との変更点は、ケースのシェイプ、ダイヤル、ブレスレット、ベゼルバリエーションが一新されました。
この変更から高級感が今までのエアキングに比べ上昇し、リーズナブルでも高級感を演出することができるというお得感を得ることができるようになりました。
2014年代
ここで大きな変化があります。
マイナーチェンジということで全てのダイヤルからロゴが無くなりました。
ロレックスで現存しているペットネームと呼ばれたエアキングシリーズが一時生産終了となってしまいました。
オイスターパーペチュアルに統合という形となったのです。
2016年代
新作としてRef.116900が誕生しました。
この時、エアキングというロゴが復活したということになります。
メンズモデルとして最小だったケース径は40mmに拡大され、デザインも大きく変更されました。
そしてムーブメントもCal.3131となり、新型エアキングとして進化したモデルという形で復活を遂げています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
エアキングはロレックスの中でも初心者に優しい品物であると感じてくれたのではないかと思います。
ロレックスを購入するなら頑張ってでも高級なものを身に着けたいなどの想いがある方も多いかと思われますが、入社祝いやプレゼントなどで購入する場合にも手が届く可能性があるという利点があります。
また、エアキングの実用性やデザインに惚れてエアキングを利用しているお客様もいらっしゃるほどですので、決して人気が無いというわけではありません。
シンプルなデザインを一貫して求めるのであればエアキングは最高のロレックスとなるのではないでしょうか。
ロレックスは資産価値となります。
エアキングは購入時も他のモデルと比べると高価ではありませんが、しっかりと買い取りをすることができます。
私たちラフテルは、ロレックスの全モデルの買い取りに力を入れています。
お客様からのお問い合わせで、「動いてないけど買い取りは可能?」、「傷がついてるけど値段つかないよね?」などのお問い合わせも沢山あります。
しかし、そのようなロレックスでも私たちラフテルは力を入れて買い取りを行っています。
そして、本社は東京となりますが、遠方のお客様にもしっかりと対応ができるようにと「店頭買取・出張買取・宅配買取」の3つをご用意しております。
遠方のお客様も東京在住のお客様もお気軽にお問い合わせしていただけたらと思います。
それでは、沢山のお問い合わせ、お待ちしております。