人気の高級ブランドには、偽物やコピー品などがあるものです。
当然、ロレックスも例外なく偽物やコピー品があります。
古くからロレックスの偽物は一定数あったのですが、最近ではインターネットや個人売買などによって流通ルートが増え、偽物のロレックスも増加傾向にあります。
そこで知っておきたいのが、ロレックスの真贋の見分け方についてです。
本物と偽物の違いを知っておくことによって、偽物のロレックスを購入することを防ぐことができます。
そこで今回は、最近のロレックスの偽物の傾向や本物との見分け方をメインに紹介していきます。
ロレックスの偽物の最近の傾向
流通ルートの増加により偽物も増えている!
古くからロレックスの偽物は出回っています。
しかし、最近はさらに増加傾向にあります。
この理由は、流通ルートが増加しているからです。
インターネットで売買したり、個人間で売買したりすることが増えた結果、偽物のロレックスが流通しやすい環境となっているのです。
そのため、偽物のロレックスを購入するという被害に遭わないためには、確実な販売ルートで購入したり、真贋ポイントを理解しておいたりするのがおすすめとなっています。
偽物のロレックスの質が高くなっている!
最近のロレックスの偽物は、質が高くなっている傾向もあります。
古くからあるロレックスの偽物ですが、クオリティーや精巧さなどがどんどん向上してきているのです。
そのため、素人では真贋を判別するのが難しくなっています。
とは言え、本物と偽物との見分け方はいくつかあるため、知っておくことで判別することができるかもしれません。
偽物を購入しないように、見分け方を覚えておきましょう。
ロレックスの偽物と本物の見分け方
刻印の有無をチェック
ロレックスのモデルは、リファレンスナンバーとシリアルナンバーが刻印されています。
これらは、本物のロレックスであることを示すナンバーであり、この有無や番号によって偽物・本物を見分けることが可能です。
まずチェックすべきなのは、リファレンスナンバーの有無です。
ない場合には、偽物である可能性が高くなります。
また、リファレンスナンバーがモデル名と一致しているのかもチェックしてください。
間違っている型番が刻印されている場合、こちらも偽物である可能性が高いです。
クラウンマークにも違いが!
ロレックスのブランドマークであるクラウンマーク(王冠)ですが、実は偽物と本物を見極める際のポイントにもなります。
クラウンマークはロレックスにとってブランドの看板となる部分であり、とても精巧に作られています。
そのため、クラウンマークが偽物と本物では違うケースが多いのです。
チェックするのは、クラウンマークの長さと太さです。
本物の場合、クラウンマークの5本の線は先端に向かって細くなっていきます。
しかし、偽物は極端に細くなったり、太さがほとんど変わらなかったりすることが多いのです。
クラウンマークに違和感があったら偽物の可能性が高いので注意してください。
裏側や側面にも注目!
ロレックスの本物と偽物の見分け方ですが、実は裏側や側面もポイントになります。
どうしても、表面は偽物でも精巧に作られることが多いです。
しかし、偽物になると裏側や側面が雑になるケースが多々あります。
例えば、裏や側面に使われているネジの周りに隙間があれば、偽物の可能性が高いです。
本物の場合、とても精巧に作られているため、隙間があることはありません。
このように、裏側や側面をチェックして、雑な作りに感じたら要注意です。
ロレックスの偽物は買取可能なの?
偽物のロレックスは買取NG!
残念ながら、ロレックスの偽物は買取の対象とはなりません。
あくまで偽物ですから、ロレックスとしての価値はなく、買取の対象外となってしまいます。
「偽物のロレックスを買取に出す人はいるの?」と思われるかもしれませんが、実は意外といるのが現実です。
ただし、持ち主も偽物だと思っていないケースがほとんどとなっています。
そのため、本物か偽物なのか不安な場合には、査定に出してみるのもありです。
確実な販売ルートを利用するのがおすすめ
偽物のロレックスを購入しないためには、確実な販売ルートを利用するのが一番です。
不確実な販売ルートを利用すれば、偽物である可能性は高くなります。
とくに、ネットだけで購入する場合、時計の写真だけでは細かい部分までチェックすることができず、本物なのか見極めるのが難しいです。
保証書付きだったり、正規ルートで購入したりするなど、できるだけ確実な販売ルートを利用するのがおすすめです。
まとめ
今回は、ロレックスの偽物について紹介してきました。
インターネットが普及し、個人売買なども増えたことによって、ロレックスの偽物も増えています。
しかも、精巧に作られた偽物も多いため、ロレックスの購入の際には注意が必要です。
見分け方は、「刻印のチェック」「クラウンマークのチェック」「裏側や側面のチェック」などが挙げられます。
偽物のロレックスの場合、残念ながら買取の対象外となってしまうため、購入する際には確実な販売ルートを利用して本物を購入するのがおすすめです。