ターノグラフの買取

ロレックス「ターノグラフ」について

ロレックスの中でも最高峰のジュエリーウォッチと言われ、18金イエローゴールド・ホワイトゴールド・エバーローズゴールドの素材を贅沢に使用しているゴージャスな時計です。使用されているゴールドは全てロレックスで混合した合金で、金に混ぜ込む割金（わりがね）のシルバー、銅、プラチナ、パラジウムの割合を変えることでイエロー、ホワイト、ピンクといったカラーの違うゴールドが出来上がります。特に個性的なのが2005年に発表されたエバーローズゴールドで、プラチナを少量混ぜることにより美しいピンクゴールドカラーが長期間維持されるようロレックスが独自に開発し、特許を取得しています。ロレックスモデルに使われるピンクゴールドは、全てこのエバーローズゴールドが使用されています。

ダイヤモンドやルビー、サファイヤなどの宝石がセッティングされ、まるでジュエリーのように手元を優美に飾ります。柔らかな曲線が生み出すフォルムの美しさがエレガントなデザインをさらに引き立て、身につけたとき絶妙なフィット感が得られます。

パールマスターのブレスレットに採用されたコンシールドタイプのクラウンクラスプ（留め金）は、まるでバックルがないかのようなフラットなシルエットが魅力的です。ゴールド部分は全て鏡面仕上げもしくはダイヤモンドを敷き詰めた贅沢なモデルで、パーティシーンに最適の時計です。

パールマスターは自動巻き・100m防水で、デイトジャストのハイグレードモデルとして位置づけられています。100mまでの防水性能があり、普段使いで濡れる程度であれば全く問題ありません。

「エクスプローラー」「サブマリーナ」とともに1954年に発表されたターノグラフの初代モデルは、瞬時に日付表示が変わるデイトジャスト機能を搭載したオイスターパーペチュアル（防水・自動巻き）タイプのモデルですが、後継モデルが登場することはありませんでした。

しかし、2004年に同じ「ターノグラフ」の愛称で新しいモデルが登場し、独自の回転ベゼルを持ちデイトジャスト機能も搭載していることから、初期のターノグラフの復活と話題になりました。また、この2004年版ターノグラフ（Ref.116264）が登場したことにより、同じくデイトジャスト機能を備えていたサンダーバード*（Ref.16264）は廃版となりました。

＊正式名称「オイスターパーペチュアル デイトジャスト」

独自機構の回転ベゼルを持ち、36mm径の小振りなケースのため手元がすっきりして見えます。文字盤に愛称の“TURN-O-GRAPH”が赤字で書かれ、秒針と日付も赤色に統一されています。比較的リーズナブルな価格帯なのでロレックス初心者も手を出しやすく、長きにわたって愛されてきたモデルです。

Ref.116264はステンレス素材をベースにホワイトゴールドのベゼルという仕様で、同様にRef.116263はイエローゴールドとのコンビ素材、Ref.116261はピンクゴールドとのコンビ素材になっています。

ターノグラフの回転ベゼルは、同時期に発売されたサブマリーナの逆回転防止機能付き回転ベゼルとは対照的に、両方向に回転しクリック音がしないという特徴があり、機能よりもデザインを重視したつくりになっています。

ターノグラフの回転ベゼルの素材はイエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールドの3種類で、「とげ」のある特徴的な装飾の施された外見はデイトジャストに似た雰囲気があります。

ターノグラフの買取価格は、最近の円相場の影響で近年より上昇傾向にあります。製造期間は短くないものの、買取価格に関わるようなマイナーチェンジは行われていないため、シリアルナンバーによる価格差は生じず、純粋に時計の状態によって価格が決まります。

買取相場はRef.116261（ステンレス/ピンクゴールド）で50万円～60万円台、Ref.116264（ステンレス/ホワイトゴールド）で30万円～50万円台の価格です。また、Ref.116263（ステンレス/イエローゴールド）のみ「日本限定」のレアモデルが存在し、通常モデルでは赤色の秒針と日付表示が緑色になっています。通常モデルの買取相場は40万円～60万円台ですが、上記レアモデルでは80万円を超える価格で取引きされているものもあります。

自分の持っているターノグラフがどれくらいの価格で買取りされるのか気になる方は、気軽に買取店に尋ねてみるとよいでしょう。

ロレックス　ターノグラフの査定ポイント

時計の買取査定では状態や付属品によって買取額に差がつきます。大きな破損等があれば価格は下がってしまい、付属品の有無によっても査定価格に数万円の差がつくことがあります。

【状態（キズ・破損）】

ガラスが割れていたり大きなキズが付いていたりすると買取価格を下げる要因になります。

また、現行のターノグラフに搭載されている「ターン・オー・ベゼル」に不具合（ベゼルが0に戻らないなど）が見られる場合には、他の査定箇所よりも大きく買い取り価格に影響するので注意しましょう。

【箱、付属品】

購入時の付属品は全て揃っているのが理想です。特にブレスレットを調節した後の余ったコマは査定額に大きな差を生みます。大切に保管して一緒に査定に出すようにしましょう。

【見た目の綺麗さ】

ゴミや汚れの少ないものの方が高価買い取りされやすい傾向があります。

また汚れを放置すると腐食の原因となり、さらに査定価格を下げることになります。

【売り方のポイント】

付属品が揃っていることや、オーバーホール証明書を持って行くと、価格交渉の際に役立ちます。

それでは以下で、それぞれの項目について詳しく見てゆきましょう。

ターノグラフ状態(キズ・破損)

コレクションとして保管していれば新品状態が保てますが、毎日愛用していれば擦りキズもつきます。しかし、小さなキズならたとえ複数ついていても、買取店側で新品仕上げをして販売するので、査定時に大きな影響はありません。そのため、買取価格に影響するのはガラスの欠けや割れ、補修不可能なほどの大きく深いキズなどです。

また、現行モデルに搭載されている計測目盛の付いた回転ベゼル「ターン・オー・ベゼル」はターノグラフの最大の特徴であり、この双方向回転ベゼルがゼロに戻らないなどの故障・破損が見られる場合、買取価格に数十万円の影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。もし修理をしてからご売却を考えている方は、修理代金と買取価格を比較しながら上手に検討する必要があります。

ターノグラフの箱、付属品について

箱や保証書、サイズ調節用のコマなどの付属品がすべて揃っていて新品か未使用品であれば、高額での買い取りが期待できます。中でも特に重要なのがブレスレットのコマと保証書です。

箱が欠品している場合の価格差は3,000円ほどですが、保証書は真贋や販売ルートを知る手掛かりになるので1万円から最大10万円ほどの差がつくこともあります。

見た目の綺麗さ

掃除が行き届いていて皮脂汚れやゴミなどのついていないものの方が高価買い取りされやすくなります。

皮脂汚れは金属の変色や腐食の原因になるので、査定前に手入れをしても簡単にきれいにならないことがあります。

毎日ひと手間かけるだけで状態に差が出るので、使用後は汚れを拭きとる習慣をつけましょう。

クリーニングする際、タオルなどではリュウズや突起に繊維がひっかかって変形するおそれがあるので、毛足の短いセーム革やマイクロファイバークロスをお使いください。なかでも汚れたら洗えるマイクロファイバークロスがオススメです。リュウズやガラスの縁などは、埃やゴミがたまりやすい部分ですが、拭くだけでは除去しにくいので柔らかい素材の歯ブラシや爪楊枝を使って掃除してください。

ターノグラフの売り方のポイント

上記にあるものが、ロレックスを査定するときに見ているポイントとなってきます。少しでも高く査定をして欲しい場合には、以下の点に気を付けましょう。

・オーバーホールをしている場合、オーバーホール証明書も必ずつけてください。

・買取店へ持ち込む前に、外側をきれいに掃除しておくことが大切です。

・付属品はできるだけ探し出しましょう。

・事前に相場を調べ、いくつかの店舗から相見積りをとる旨を店員に伝えておけば、他店を意識した査定額が提示される場合もあります。

ターノグラフの保管方法、メンテナンス方法

保管場所には直射日光が当たらず高温多湿にならないところを選びましょう。電磁波はムーブメントに影響を与えるので、携帯電話やテレビ、スピーカーなど電磁波を発生させる機器の近くは避けるようにしてください。また、盲点なのはクローゼットやタンスの中で、防虫剤に使用される樟脳（しょうのう）はブレスレットの素材や文字盤の変色を引き起こすので、必ず防虫剤の成分を確認するようにしてください。

以上のことから、テレビやスピーカーから離れていて直射日光の当たらないところにある、成分に樟脳を含む防虫剤を使用していないクローゼットやタンスの中が理想的な保管場所ということになります。

3年に1度はオーバーホールを行うことをお勧めします。10年間全くオーバーホールをしていないものと比較するとムーブメント内部の状態に大きな差が出ます。

オーバーホールは時計を部品にまで分解して油汚れやごみを取り除く掃除のような作業で、これを行うことにより長期にわたって正確な動作を維持することができます。

故障・破損したターノグラフの買取

「動かない」「ガラスが割れている」「ブレスレットがゆるんでいる」といった状態でも、ラフテルなら独自の販売ルートを持っているため、お値段をつけさせていただくことができます。

故障・破損してしまったロレックスでも、あきらめずにラフテルへご依頼ください。

ロレックス（ターノグラフ）買取まとめ

ターノグラフはデザインウォッチの中でも特に高級感が強く、パーティーシーンで重宝されるモデルです。

多くの愛用者がいる人気モデルのためラフテルでは極力お客様のご希望に沿った査定をする努力をさせていただきます。また、不具合が生じたロレックスにつきましても当社なら買取りが可能です。

ロレックス、その他の時計をお売りになる際には、ぜひラフテルへご依頼ください。お待ちしております。

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