ロレックス買取実績 エクスプローラー1 14270
お客様情報
お客様: I様
所在地: 新潟県
年齢: 60代
買取方法: 出張買取
売却品: エクスプローラー1 14270
買取を依頼した理由
このロレックス・エクスプローラー1は、25年くらい前に香港に旅行に行った際に購入された物だそうです。
初めて海外旅行に行かれたI様は、旅行の勢いでご自身用にこのエクスプローラー1、奥様にはオイスターを買われたそうで、その後大事に使われてきたという事です。
I様もご高齢となり、エクスプローラー1が重く感じられるようになってきたという事で、今は国産の薄い時計を身に着ける事が多いそうです。
もう使わないので、身辺整理も兼ねて今回買取りのご依頼をいただきました。
買取価格
買取金額 ¥315,000-
査定したポイント
ロレックス・エクスプローラー1は非常にシンプルな外観で、幅広い年齢層のユーザーに愛されているモデルです。
キムタク愛用の時計として有名ですね。
キムタクが使っていると知られるまではどちらかというと地味目のイメージの時計でしたが、キムタク愛用情報以降は一気に人気が爆発しました。
今回の14270は、エクスプローラー1の5代目(諸説あります)にあたり、14270の中でも後期型と呼ばれるタイプでダブルバックルの物でした。
シングルロックのバックルに比べると格段に外れる事が少なくなり、エクスプローラー1のコンセプトである「探検家」に、より近づいたといえる代物です。
大事にされていたというI様の言葉通り、風防にも目立つような傷はなく、ロレックスの時計に多いリューズの緩みもありませんでした。
ただ惜しいのは、I様の手首が細かった事もありベルトのコマを4コマ程外して使用していたのですが、外したコマを無くしてしまったそうです。
外したコマを無くすとマイナス査定の要素になってしまいますので、少し減額させていただきました。
また、購入されてから10年くらいは定期的にオーバーホールに出されていたそうですが、この10年程はオーバーホールしていないという事でした。
ロレックスは5年に1度くらいの頻度でオーバーホールする事を推奨していますので、10年を超えてオーバーホールしていないという事はマイナス査定要因とさせていただきました。
10年間オーバーホールはしていなかったものの、ベルトの垂れもそれ程ではなく全体的には綺麗な状態でしたので、30万超えの査定額ご提示とさせていただきました。
ロレックス買取 まとめ
ロレックスの他の時計と同じようにエクスプローラー1も少しずつマイナーチェンジを繰り返しながら進化してきました。
今回買い取らせていただいた「14270」から「114270」への移行時にはバンドのロック部分や文字盤等の細かい部分が変わりましたが、「114270」から現行の「214270」へのモデルチェンジ時にパッと見て分かる変化がありました。
それは、時計のケースサイズが大きくなった事です。
「14270」、「114270」までのケースサイズは36mmでした。
それが「214270」は39mmと直径が3mmも大きくなりました。
たかが3mmと思うかもしれませんが、腕に着けてみると存在感が大きく異なります。
エクスプローラー1は色合いもシルバー色ですしサイズも36mmと比較的小ぶりでしたので、さりげなくロレックスをつけている感を演出できたのですが、「214270」になると手首に見える時計がロレックスを非常に強く印象付ける物になっています。
「214270」の登場が2010年ですので、他の時計ブランドがサイズが大きく存在感のあるメンズ時計を発表する中で、ロレックスもその時代の流れに乗ってしまったのかなあと個人的には思っています。