こんにちは、株式会社ラフテルの鑑定士、葛西です。
今回は私の大好きな時計のブログを書かせていただきました。
好きな題材は筆が走るというものです。
少々、主観が強い要素があるかと思いますがご容赦くださいませ。
買取した商品のご紹介
さて、早速ですがこの度買い取りさせていただいた商品は、ロレックスのデイデイトクォーツです。
型番は19018ですね。
箱や保証書などの付属品はすでに紛失されているようでしたが、年代物なのでよくあることです。
もちろん、いいお値段をつけさせていただきました。
そして話は王道へ。
冒頭で私も時計が好きと書きましたが、少しずつ貯金をして1本ずつ時計を買っていっています。
昨年やっと購入したロレックスは今は普段から身に着けています。
昔に、ふと思ったのが、ロレックスって自動巻きしかみたことないな、ということでしたが、ロレックスにもクォーツがあることを知ったのは衝撃でした。
もちろん無知な時期で、ロレックスの名前しか知らない初心者だったのでしょうがありませんね。
ロレックスの人気
ロレックスクォーツは1977年~2000年の約20年の間のみ作られ、販売されました。
現行はもちろん自動巻きのみとなっています。
種類は大きく分けて2種類のみで、ref「170~」始まる「オイスタークォーツデイトジャスト」とref「190~」から始まる「オイスタークォーツデイデイト」です。
デイデイトはバブル期に国内でも一世を風靡した、お金持ちの象徴として買われた時計でした。
ロレックス唯一、ステンレスモデルが存在しない、プレミアムモデルで、プラチナ無垢、ホワイトゴールド無垢、ピンクゴールド無垢、イエローゴールド無垢の4種しかありません。
当時は金の価格が今よりも格段に安い時期にも関わらず、一般的なイエローゴールドモデルでも300万円前後で売られていました。
現行モデルの新品は金の高騰によりさらに高値での取引がされています。
数年前、中国のバブル期には中古市場も高騰し、デイデイトの価格も一時高騰しましたが、現在は景気の落ち着きと共に、相場も落ち着いてきています。
また、ファッションの流行りも変化してきていますので、普段から身に着ける方も少なくなってきたようです。
需要と供給ですね。
ラフテルでの買取
そういえば査定金額がまだでした。
こちらは、大きな傷もありませんし、ベルトのたれもほとんどありません。
本体のみということですが、今回は78万円をつけさせていただきました。
クォーツ自体が珍しいのもありますが、中古市場ではやはり自動巻きの方が重宝されます。
自動巻きのモデルなら80万~100万くらいが相場でしょうか。
もしご自宅に眠っているロレックスがあれば、一度査定に出してみてはいかがでしょう?
思わぬ高値がつくかもしれませんよ?